Mr.Children 1992-1995

Mr.Children Mr.Children 1992-1995歌詞
1.君がいた夏

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

夕暮れの海に ほほを染めた君が
誰よりも 何よりも 一番好きだった
二人していつも あの海を見てたね
日に焼けた お互いの肩にもたれたまま
一日中 笑ってた

キリンぐらい首を 長くしてずっと
待っていたのが まるで夢のように

また夏が終わる もうさよならだね
時は二人を 引き離して行く
おもちゃの時計の針を戻しても
何も変わらない Oh I will miss you

君と出会ってから 何も手につかずに
意味のないラクガキを 繰り返しているよ
誰よりも早く 君を見つけたくて
自転車で駆け抜けた 真夏の朝早く
波打ち際たどって

秋が来れば僕ら また元の場所へ
戻ってくけど 気持ちはこのまま

また夏が終わる もうさよならだね
時は二人を 引き離して行く
言葉にできずに そっと離れても
いつか この胸に Oh I will miss you

ひまわりの坂道 駆け降りてく君が
振り向いた あの空の 眩しさが今でも

また夏が終わる もうさよならだね
時は二人を 引き離して行く
おもちゃの時計の針を戻しても
何も変わらない Oh I will miss you


2.星になれたら

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿・寺岡呼人

この街を出て行く事に
決めたのは いつか 君と
話した夢の 続きが今も
捨て切れないから

何度も耳をふさいでは
ごまかしてばかりいたよ
だけど 今度はちょっと違うんだ
昨日の僕とは

こっそり出てゆくよ
だけど負け犬じゃない
もう キャンセルもできない

さようなら 会えなくなるけど
さみしくなんかないよ
そのうちきっと 大きな声で
笑える日が来るから
動き出した 僕の夢 高い山越えて
星になれたらいいな

何かに つまづいた時は
空に手をかざしてみよう
この風は きっとどこかで君と
つながっているから

呼んでる声がする
だけど帰りたくない
笑われるのにも 慣れた

長く助走をとった方が
より遠くに 飛べるって聞いた
そのうちきっと 大きな声で 笑える日が来るはず
動き出した僕の夢 深い谷越えて
虹になれたらいいな

さようなら 会えなくなるけど
さみしくなんかないよ
そのうちきっと 大きな声で
笑える日が来るから
動き出した 僕の夢 高い山越えて
星になれたらいいな

虹になれたらいいな


3.抱きしめたい

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

出会った日と 同じように
霧雨けむる 静かな夜
目を閉じれば 浮かんでくる
あの日のままの二人

人並みで溢れた
街のショウウィンドウ
見とれた君が ふいに
つまずいた その時
受け止めた 両手のぬくもりが 今でも

抱きしめたい 溢れるほどの
想いが こぼれてしまう前に
二人だけの 夢を胸に
歩いてゆこう
終わった恋の心の傷跡は 僕にあずけて

キャンドルを 灯すように
そっと二人 育ててきた
形のない この想いは
今はもう 消えはしない

震えそうな夜に
声をひそめ 君と
指切りした あの約束
忘れてやしないよ
心配しないで
君だけを 見ている

もしも 君が 泣きたい位に
傷つき 肩を落とす時には
誰よりも素敵な 笑顔を
探しに行こう
全てのことを 受け止めて行きたい
ずっと二人で

抱きしめたい 溢れるほどに
君への想いが 込みあげてく
どんな時も 君と肩をならべて
歩いてゆける
もしも 君が さみしい時には
いつも 僕が そばにいるから


4.Replay

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

はぐれた時間(とき)の隙間なら きっとすぐ埋まるよ
ためらいのない想いが甦る

こんなわがまま言うのも久しぶりね、と
君はつぶやく
海岸に沿った通りへ 君を連れ出し
あの頃のように

夜は 君を不思議な程
綺麗に写すよ
誘われるように抱きしめたなら
不安は消えるから

誰より愛しい君よ いつの日もその胸に
離れていても変わらぬ想いを

いつも同じような事で
何度となくぶつかってたね
だけど髪を切るだけで 忘られるような
恋じゃないだろう

3年目のジンクスなど 怖くはないけど
いつでも君を
ずっと近くに感じていたいから

防波堤に打ち寄せる波の飛沫(しぶき) 浴びれば
出会った日の二人が Replay してる
はぐれた時間(とき)の隙間など きっとすぐ埋まるよ
ためらいのない想いが甦る

潮風が溜息を空に運ぶ
波音はくちづけの吐息 消して

誰より愛しい君よ いつの日もその胸に
離れていても変わらぬ想いを
二人で駆け抜けた季節も どんな場面も
振り返れば ほら 微笑み溢れてる

時は流れても Don't change your heart.
and keep loving you.


5.LOVE

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

偶然だね、
こんな風に会う度に 君は変わってく
見なれない そのピアスのせいなのかな?
ちょっとだけキレイだよ

彼になる気もなくて
責任などさらさらさ
でもね 少し胸が苦しい

なにげなく なんとなく
他の誰かに君を染められるのが気にかかる
かなりカンの鋭い僕の彼女を
怒らせるのもなにか違ってる
燃えるような恋じゃなく ときめきでもない
でも いつまでも君だけの特別でいたい

本当に手におえないよ 天気予報より嘘つきで
青空の中に映る 調子いい君のあの笑顔
口さえなきゃ誰もが振り向くようなスタイルで
人をその気にするのが上手(うま)い

気がつけば いつの間に巻き込まれてる
いつも君のペース だけど楽しくて
昔 野球で鍛えた君の彼氏に
殴られるのもなにか違ってる
それでもね 時々は電話しておいで
昼間でも夜中でも 遠慮はいらない

悲しい出来事に その笑顔を奪われたら
探しに行こう あの日のように

振り向けば 心の隅に君がいて
I want smiling your face いつもそれだけで
投げやりな気持ちが空に消えてくよ
でも“愛してる”とは違ってる
ちっぽけなプライドも遠慮もいらない
束縛やヤキモチはちょっぴりあるけど
燃えるような恋じゃなく ときめきでもない
でもいいじゃない
それもまた一つの Love…Love…Love…


6.my life

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

62円の値打ちしかないの?
僕のラブレター読んだのなら
返事ぐらいくれてもいいのに

なにげなく歩道を歩けば
壁の破れた映画のポスター
君を誘って断られたっけ Woo

思いがけぬ出会いだったけれど
あのときめき忘れられそうにない
暮れゆく街に切なさがつのれば
I love you so

ちょっぴりうぬぼれてた僕も
ついにフラれた
いい事ばっかある訳ないよ
それでこそ my life

二年前の失恋では
“二度と恋などしたくない”って言ってたのに
こんなありさまさ Woo

訳もなく人恋しい夜は
君がここにいてくれりゃ So nice
テレビゲームに胸のうちをあかせば
I miss you so

ちょっぴりうぬぼれてた僕も
ついにフラれた
いい事ばっかある訳ないよ
それでこそ my life

いい事ばっかある訳ないよ
それでこそ my life

雨に打たれ 風に吹かれ 波にのまれても
うぬぼれたり 落ち込んだり おだて上げられて
ドラマみたいな上手い話は めったにないけれど

それでも my life


7.CROSS ROAD

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

lookin' for love 今建ち並ぶ街の中で
口ずさむ「ticket to ride」 あきれるくらい君へのメロディー

遠い記憶の中にだけ 君の姿探しても
もう戻らない でも忘れない
愛しい微笑み

真冬のひまわりのように 鮮やかに揺れてる
過ぎ去った季節に 置き忘れた時間を
もう一度つかまえたい

誰もが胸の奥に秘めた 迷いの中で
手にしたぬくもりを それぞれに抱きしめて
新たなる道を行く

誘惑に彩られた 一度だけの誤ちを
今も君は許せぬまま 暮らす毎日

冷たい風に吹かれて たたずむマテリアルワールド
立ち止まる cross road さまよう winding road
傷つけずには愛せない

遠く想い焦がれて はりさけそうな夜も
この手に受け止める つかの間の悲しみは
やがて輝く未来へと

抱き合う度にいつも 二人歩んだ日々の
答えを探してきたけど 崩れてく音もたてずに
果たせぬままの夢

誰もが胸の奥に秘めた 迷いの中で
手にしたぬくもりを それぞれに抱きしめて
新たなる道を行く

遠く想い焦がれて はりさけそうな夜も
この手に受け止める つかの間の悲しみは
やがて輝く未来へと


8.innocent world

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

黄昏の街を背に 抱き合えたあの頃が 胸をかすめる
軽はずみな言葉が 時に人を傷つけた そして君は居ないよ

窓に反射する(うつる) 哀れな自分(おとこ)が
愛(いとお)しくもある この頃では
Ah 僕は僕のままで ゆずれぬ夢を抱えて
どこまでも歩き続けて行くよ いいだろう?
mr. myself

いつの日も この胸に流れてる メロディー
軽やかに 緩やかに 心を伝うよ
陽のあたる坂道を昇る その前に
また何処かで 会えるといいな イノセント ワールド

近頃じゃ夕食の 話題でさえ仕事に 汚染(よご)されていて
様々な角度から 物事を見ていたら 自分を見失ってた

入り組んでいる 関係の中で いつも帳尻 合わせるけど
Ah 君は君のままに 静かな暮らしの中で
時には風に身を任せるのも いいじゃない
oh miss yourself

物憂げな 6月の雨に 打たれて
愛に満ちた 季節を想って 歌うよ
知らぬ間に忘れてた 笑顔など見せて
虹の彼方へ放つのさ 揺れる想いを

変わり続ける 街の片隅で 夢の破片(かけら)が 生まれてくる
Oh 今にも
そして僕はこのままで 微かな光を胸に
明日も進んで行くつもりだよ いいだろう?
mr. myself

いつの日も この胸に流れてる メロディー
切なくて 優しくて 心が痛いよ
陽のあたる坂道を昇る その前に
また何処かで 会えるといいな
その時は笑って 虹の彼方へ放つのさ イノセント ワールド
果てしなく続く イノセント ワールド


9.Dance Dance Dance

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿・小林武史

クルクルと地球儀を回して
世界中を旅してる気分
あまりに低い天井を見上げれば
救いようもなく また寝転がる
Give me love. give you up. give me one true
Give me love. give you up. give me one true

テレビに映るポーカーフェイス
正義をまとって売名行為
裏のコネクション 闇のルート
揉み消された真相

君の傷口 そっと舐めると
よじれて涙がこぼれた
ビタミン剤が主食の生活(くらし)で
ヘルスメーターにも笑われ
give me love. give you up. give me one true
give me love. give you up. give me one true

今日もハイテンション ロックンロールスター
虚像を背負って ツイスト&シャウト
みんなでファッション 舞い上がれ
落ちる定めのヒットチャート

満たされない夢と欲望の彼方に
残された君と希望の橋を渡ろう
さぁ 踊ろう 世界が終わるまで
その未来を 僕の手に委ねたなら
Dance Dance Dance

飽和しそうなほどのインフォメーション
欲望が服着て歩く
グラビアの彼女に恋をして
一目会って 嫌気がした

give me love. give you up. give me one true
give me love. give you up. give me one true

今日もディスカッション 深夜のトーク
偽善だらけの love & peace
きわどいコレクション ランジェリーラブ
今夜も一人 lonely play

満ち足りた マニュアルにそった恋の中
もがいてる 将来有望な僕らがいるよ
さぁ踊ろう 鼓動が止まっても気にしないよ
君ともっと 汚れてみたい

満たされない夢と欲望の彼方に
残された君と希望の橋を渡ろう
さぁ 踊ろう 世界が終わるまで
その未来を 僕の手に委ねたなら
Dance Dance Dance


10.雨のち晴れ

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿・小林武史

単調な生活を繰り返すだけ
そんな毎日もいいさ
親友との約束もキャンセルして
部屋でナイターを見よう

あの娘が出て行ったのは もう3ヵ月前
淡い想い出だけを ほのかに残して
涙もない 言葉もでない あっけない結末
あれほど燃え上がってた二人が嘘みたい

最近じゃ グラマーな娘に滅法弱い
男ってこんなもんさ
新人のマリちゃんに言い寄っても
まるで手応えが無い

不景気のあおり受けて 社内のムードは
緊迫しているから 僕一人が浮いてる
上司に愚痴言われるうちが「花」だって言うから
いっそ可憐に咲き誇ろうかと思うよ

もうちょっと もうちょっと
頑張ってみるから
ねえもっと ねえもっと
いい事があるかな
今日は雨降りでも いつの日にか

「お前って暗い奴」そう言われてる
幼少の頃からさ
1DK狛江のアパートには
2羽のインコを飼う

たまに実家に帰れば 真面目な顔して
出来損ないの僕に母親は繰り返す
「生きているうち孫を抱きたい」それもわかる気がする
なるべくいい娘探したいって思っちゃいるけど

もうちょっと もうちょっと
僕を信じてみて
こうなっちゃ こうなっちゃ
後戻りできない
イメージはいつでも 雨のち晴れ

優秀な人材と勘違いされ
あの日の僕はただ
過酷なしがらみを 掻き分けては
頭を下げていた

若さで乗り切れるのも 今年ぐらいだね
この先どうなるのかなんて 誰もわからない
その日暮し 楽しく生きりゃいいのかもしれないね
そんな事思いながらも また日が暮れる

もういいや もういいや
疲れ果てちまった
そう言って そう言って
ここまで来たじゃないか
今日は雨降りでも いつの日にか

もうちょっと もうちょっと
頑張ってみるから
ねえもっと ねえもっと
いい事があるかな
イメージはいつでも
雨のち晴れ いつの日にか 虹を渡ろう


11.Over

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

何も語らない君の瞳の奥に愛を探しても
言葉が足りない そうぼやいてた君をふっと思い出す

今となれば
顔のわりに小さな胸や
少し鼻にかかるその声も
数え上げりゃ きりがないんだよ
愛してたのに
心変わりを責めても空しくて

“風邪が伝染(うつ)るといけないから
キスはしないでおこう”って言ってた
考えてみると あの頃から君の態度は違ってた

いざとなれば
毎晩君が眠りにつく頃
あいも変わらず電話かけてやる
なんて まるでその気はないけど
わからなくなるよ
男らしさって一体 どんなことだろう?

夕焼けに舞う雲
あんな風になれたならいいな
いつも考え過ぎて失敗してきたから

今となれば
嘘のつけない大きな声や
家事に向かない荒れた手のひらも
君を形成(つく)る全ての要素を
愛してたのに
心変わりを責めても君は戻らない
いつか街で偶然出会っても
今以上に綺麗になってないで
たぶん僕は忘れてしまうだろう
その温もりを
愛しき人よ さよなら

何も語らない君の瞳も いつか思い出となる
言葉にならない悲しみのトンネルを さぁくぐり抜けよう


12.Tomorrow never knows

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

とどまる事を知らない時間の中で
いくつもの移りゆく街並みを眺めていた
幼な過ぎて消えた帰らぬ夢の面影を
すれ違う少年に重ねたりして

無邪気に人を裏切れる程
何もかもを欲しがっていた
分かり合えた友の愛した女でさえも

償うことさえできずに今日も傷みを抱き
夢中で駆け抜けるけれども まだ明日は見えず
勝利も敗北もないまま孤独なレースは続いてく

人は悲しいぐらい忘れてゆく生きもの
愛される喜びも 寂しい過去も

今より前に進む為には
争いを避けて通れない
そんな風にして世界は今日も回り続けている

果てしない闇の向こうに oh oh 手を伸ばそう
誰かの為に生きてみても oh oh Tomorrow never knows
心のまま僕はゆくのさ 誰も知ることのない明日へ

優しさだけじゃ生きられない
別れを選んだ人もいる
再び僕らは出会うだろう
この長い旅路のどこかで

果てしない闇の向こうに oh oh 手を伸ばそう
癒える事ない傷みなら いっそ引き連れて
少しぐらい はみだしたっていいさ oh oh 夢を描こう
誰かの為に生きてみたって oh oh Tomorrow never knows
心のまま僕はゆくのさ 誰も知ることのない明日へ


13.everybody goes ~秩序のない現代にドロップキック~

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿・小林武史

複雑に混ん絡がった社会だ
組織の中で ガンバレ サラリーマン
知識と教養と名刺を武器に
あなたが支える 明日の日本

そして you
晩飯も社内で一人 インスタントフード食べてんだ
ガンバリ屋さん 報われないけど

上京して3年 彼女にすりゃ chance
地道なダイエットの甲斐もあって
カメラの前で悩ましげなポーズ
そして ベッドじゃ 社長の上に股がって

oh you
それでも夢みてる ムービースター
世間知らずの お人好しさん
相変わらず 信じてる

everybody goes everybody fights
秩序のない現代に ドロップキック
everybody knows everybody wants でも No No No No
皆(みんな) 病んでる

愛する一人娘の為に
良かれと思う事はやってきた
“教育ママ”と 近所に呼ばれても
結構 家庭円満な この18年間

でも you
娘は学校 フケて デートクラブ
で、家に帰りゃ また おりこうさん
可憐な少女 演じてる

everybody goes everybody fights
羞恥心のない 十代に水平チョップ
everybody knows everybody wants そして Yes Yes Yes Yes
必死で生きてる

Ah 仕事の出来ない連中は こう言う
「あいつは変わった自惚屋(うぬぼれや)さん」
こんなにガンバッてるのに

everybody goes everybody fights
退屈なヒットチャートに ドロップキック
everybody knows everybody wants
明るい未来って何だっけ?
everybody goes everybody fights
秩序のない現代に 水平チョップ
everybody knows everybody wants でも No No No No
皆 病んでる
必死で生きてる


14.【es】~Theme of es~

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

Ah 長いレールの上を歩む旅路だ
風に吹かれ バランスとりながら
Ah “答え”なんてどこにも見当たらないけど
それでいいさ 流れるまま進もう

手にしたものを失う怖さに
縛られるぐらいなら勲章などいらない

何が起こっても変じゃないそんな時代さ覚悟はできてる
よろこびに触れたくて明日へ 僕を走らせる「es」

Ah 自分の弱さをまだ認められずに
恋にすがり 傷つけるたび思う

「愛とはつまり幻想なんだよ」と
言い切っちまった方がラクになれるかもなんてね

甘えや嫉妬やズルさを抱えながら誰もが生きてる
それでも人が好きだよそして あなたを愛してる

Oh なんてヒューマン
裸になってさ 君と向き合ってたい
栄冠も成功も地位も名誉も
たいしてさ 意味ないじゃん

今ここにいる自分をきっと誰もが信じてたいのさ
過ぎた日々に別れ告げて君は歩き出す
何が起きても変じゃないそんな時代さ覚悟はできてる
よろこびに触れたくて明日へ 僕を走らせてくれ

僕の中にある「es」


15.シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~

作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿

愛想なしの君が笑った そんな単純な事で
遂に肝心な物が何かって気付く
打ち明け話にあった純情を捧げたって奴に
大人げなく嫉妬したりなんかして

ねえ 等身大の愛情で挑んでるのに
世間は暗い話題

恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲーム
いつだって君は曖昧なリアクションさ
友人の評価はイマイチでもShe So Cute
順番を待ってたんじゃつらい
勇敢な恋の歌

劣等感を逆手にとってわがままばかりの君が
隠し持った母性本能は凄い

ねえ 変声期みたいな吐息でイカせて
野獣と化してAh Ah

何遍も恋の辛さを味わったって
不思議なくらい人はまた恋に落ちてゆく
運命のイタズラってやつも考慮して
照準を絞ってステップアップしたい
そう祈って眠るだけ

アダムとイブの時代から
流れてくる我らの血潮
愛の神秘に魅せられて
迷い込む恋のラビリンス

シーソーゲーム 世界中の誰もが
シーソーゲーム 業の深い生命体
シーソーゲーム 過ちを繰り返す人生ゲーム
シーソーゲーム

恋なんて言わばエゴとエゴのシーソーゲーム
図に乗って君はまたノーリアクションさ
何遍も恋の苦さを味わったって
不気味なくらい僕は今恋に落ちてゆく
愛想が尽きるような時ほどShe So Cute
お望み通りUp Side Down
勇敢な戦士みたいに愛したいな